日本相撲協会は九州場所14日目の27日、元小結の千代鳳(29=九重)が引退、年寄「佐ノ山」襲名を承認したことを発表した。

鹿児島県志布志市出身の千代鳳は08年夏場所で初土俵を踏み、兄で幕内の千代丸と兄弟力士として人気を集めた。12年春場所が新十両、13年夏場所が新入幕で、14年夏場所が新三役。力強い突き押しで活躍した。

ケガの影響もあり、5月の夏場所後に幕下に陥落した。東幕下12枚目の今場所は1勝6敗だった。