大栄翔が志摩ノ海をはたき込みで下し、10日目から無傷の6連勝で締めた。

「とりあえず15日間無事に終えられたのが一番大事。全体的に良かった」。初日には横綱照ノ富士を破るなど混戦の夏場所を盛り上げ、5度目の殊勲賞を手にした。「先手で攻めることを意識しつつ、押しの威力を上げるため稽古していきたい」とさらなる飛躍を期す。