西前頭7枚目の北勝富士(30=八角)が千秋楽に新型コロナウイルス感染の陽性が判明し休場した。

同部屋の東前頭7枚目・隠岐の海も休場。十両以上の関取の休場は23人となり、戦後最多を更新した。

部屋の師匠、八角理事長(元横綱北勝海)は感染が判明する前で、予定通りに十両取組中の協会あいさつを行った。ただ、幕内取組後の表彰式などの行事出席はとりやめ、事業部長の陸奥親方(元大関霧島)が代行することになった。

北勝富士の対戦相手・錦富士、隠岐の海の相手だった千代丸は不戦勝となった。新入幕で2桁10勝となった錦富士は「勝てば」の条件付きで敢闘賞候補にあがっていた。