序ノ口は西17枚目の高橋(23=二所ノ関)が、優勝決定戦を制した。

本割で敗れている一翔との“再戦”。厳しい立ち合いから一気の押し出しでリベンジを果たした。

「本当にうれしいです。しっかりした相撲がとれた」。日体大で東日本学生相撲選手権の個人準優勝の実績がある。負けられない思いもあっただけにホッとした感情も重なった。

「序ノ口の優勝にいつまでも浸っていないで、もっと上を目指していきたい。(今場所は)反省することが多い。自分が得意な右四つをもっと極めていきたい」と向上心を口にした。

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