この日が23歳の誕生日となった東前頭17枚目の北の若(八角)が、新入幕初日を飾った。立ち合いで、けんか四つの錦富士を突き起こすと、すぐに左上手を引いて得意の右四つへ。休まず攻め続け、最後は右のど輪も加えて寄り倒した。
高校横綱にも輝いた実績を持つが、19年春場所の初土俵から4年8カ月かけてつかんだ幕内力士としての初白星となった。取組後は「感慨深いですけど、まずは初日に集中して、白星をつかめてよかった。お客さんもたくさんいて、その中で相撲を取れる幸せを感じています」と、喜びをかみしめた。「前に出ることを迷わず今日も取れて、前に、前に圧力をかけられたのがよかった」と振り返った。場所前は陸奥部屋や時津風部屋に出稽古し「先輩方に胸を出していただいて、相撲をたくさん取れたので、それがいい経験になったかなと思います」と、感謝した。2日目以降に向けて「明日も切り替えて、1番1番集中して、1つでも多く白星をつかめるように頑張りたい」と、気を引き締め直していた。

