豊昇龍(25=立浪)が横綱昇進後、初の連敗で優勝争いから脱落の危機となった。
西前頭4枚目の一山本との対戦。フワッと立った横綱は先に攻められ、強引な小手投げにいって相手を呼び込み、最後はすくい投げに敗れた。新横綱の連敗は98年名古屋場所の3代目若乃花以来。金星3個配給も64年春場所の栃ノ海以来61年ぶりで昭和以降に昇進の新横綱で最多となった。
風呂からあがった支度部屋で「今日はなしで」と最初は取材を断った。髪を結い直し、着物を着替えている間に気持ちを落ち着けたのか、「もう1回あると思ったんだけどな」とつぶやいた。
フワッと立ってしまった立ち合いの原因は「待ったがかかるか」と思ったから。微妙なタイミングだったが、勝負が続けば応じなければならない。前日8日目の高安戦に続く連敗。今場所は勉強かの問いに、「そうだね。勉強だね」と言った。
優勝争いには厳しい、トップと3差の4敗目。まだ残り6日間ある。横綱豊昇龍が試練を迎えた。

