前相撲が始まり、早稲田大学出身の川副(22=安治川)が本多(15=錣山)を押し出し、白星を飾った。相手は入門まで相撲未経験者という事情もあり、立ち合いのもろ手突きだけで勝負が決まった。川副は「緊張しました。学生相撲と雰囲気が違い、名前を呼ばれることもなかったので。1番勝ててホッとしています」と振り返った。

安治川部屋に入門後、大部屋で初めての集団生活を始めた。「だいぶ慣れてきました。毎日が合宿みたいな感じ。皆さん、やさしくしてくれます」。ちゃんこ番としては、野菜を切ったり、配膳をしたりしながら、徐々になじんでいるという。

兄弟子の大関安青錦からも刺激を受けている。「自分のペースを守られている。相撲を中心に考えて、本場所への持っていきかたなど勉強になります。やさしく声をかけてくださったり、銭湯に誘ってくださったりしました」。

早大出身者の入門は、2012年に新入幕を果たした皇風以来で、早大相撲部出身としては1945年に引退した元関脇笠置山以来。川副は「多くの方に愛され、応援される力士になりたいです」と抱負を述べた。