東前頭2枚目の藤ノ川(21=伊勢ノ海)が2日連続で金星を挙げ、父の甲山親方(元幕内大碇)が喜びに浸った。

3日目の大の里に続き、4日目は豊昇龍も撃破。甲山親方は決まり手係としてビデオ室で歓喜の瞬間を迎え、またも「よっしゃ!」と声を上げながら手をたたいたという。「チャンスはあると思っていた。まさかあんな形で勝てるとは。夢のようです」と話しつつ、LINEメッセージの着信音が鳴り続け、あっという間に160件超に達した。

この日の昼ごろ、藤ノ川が3日目に獲得した懸賞金21本の束をまとめて持ってきたという。「これは使えないので、神棚に飾っておきます。息子が取って、プレゼントしてくれたのはうれしい」と顔をほころばせた。

新入幕を果たした昨年の名古屋場所では、初めて獲得した懸賞を1本プレゼントしてくれたという。「その時もうれしかった」というかけがえのない記念の懸賞袋が、今場所さらに増えた。

「昨日勝って、だいぶ気楽になり、挑戦者の気持ちでいけた。見ていてワクワクします。何かやってくれるんちゃうかって」。すっかり父の顔で喜んでいた。

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