17日に行われるAKB48「49thシングル選抜総選挙」。注目が集まる中、事前の予想で1位候補筆頭に挙げられていた、3連覇がかかるHKT48の指原莉乃(24)と、AKB48の渡辺麻友(23)の2人にまさかの黄色信号が点灯している。

 先月31日の速報で波乱が起きた。5万5061票を獲得したまさかの伏兵NGT48の荻野由佳(18)が1位を獲得し、2位にはSKE48の松井珠理奈(20)が滑り込んだ。指原は3位、渡辺4位スタートとなっていた。

 選抜総選挙において、速報はあくまで目安でしかない。下位からの巻き返しも珍しい事ではない。しかし、こと1位に関しては重要なデータがある。過去8回行われている選抜総選挙だが、実は速報で3位以下のメンバーがトップに立った例はない。すべて速報1位か、少なくとも2位のメンバーがセンターに輝いている。

 第1回から、前田敦子(速報1位)、第2回大島優子(速報2位)、第3回前田敦子(速報2位)、第4回大島優子(速報1位)、第5回指原莉乃(速報1位)、第6回渡辺麻友(速報2位)、第7回指原莉乃(速報1位)、第8回指原莉乃(速報2位)となっているのだ。

 このデータ通りなら、今年のセンターは伏兵の荻野か、SKE48の人気メンバー松井ということになる。だが、雨でイベントが中止になった波乱含みの今年の総選挙は、開票されるまで何が起こるか分からない。

 なお、開票発表の模様は、フジテレビ系列にて、予定通り午後7時より放送される。