-どういうジャンルでの活動になるのか。学者なのか、タレントなのか
須藤 いろんな方法があるので、だから具体的には。今はっきり言っちゃうと、今後どうなるか分からないので。
-大学に行こうとかそういう計画はあるか
須藤 はい、個人的には
-タレント活動は排除していない
須藤 そうですね。夢を目に見える形で届けるためにその選択肢もあるかと。
-芸能界にいるからこそかなう夢もある?
須藤 今までのグループ活動で哲学書を出させていただいたこともあるので。
-AKBが大好きでグループに入ったと思いますが「プロポーズされて卒業」で後悔はない
須藤 このグループは好きだったのですが、アイドル活動に対してというよりはNMBの活動、みんなでNMBを盛り上げていきたいって、今すごく大事な時期だったので、それにはすごく、すごく…(涙ぐむ)。葛藤があって今までも割り切れなかったのは「好きになったら卒業すればいいじゃないか」って言われるのもその通りなんですが、活動も絶対に放り投げたくないというのも本当です。アイドル人生に悔いはないんですが、NMBに対する思い、ファンの方との絆という面で、すごく心残りはあります。
-東京出身で家族も東京にいる。大阪だとお母さんも心配だと思うけど、それも選択肢に入ってる
須藤 母親の存在ですか? いや、自分でそう思いました。
-メンバーには誰か相談していた
須藤 直接的な話はしてなかったです。
-発表後は誰かと話した
須藤 当日宿泊先でNMBには全員の前で話しました。次の日の撮影で話せる先輩にはあいさつにうかがいました。謝罪です、先輩には。メンバーには自分の思いを全部話しました。今までのこととか。
-反応はどうでした
須藤 誰にも言っていなかったので、スピーチしている最中にメンバーはネタだと思ってガヤみたいなことを言ったことで、総選挙自体、無観客で盛り上げなきゃいけないとNMBメンバーは思っていて、とっさの判断で声を出してくれた。でもそれでたたかれたりしているのを見て、本当に申し訳なくって。でも、メンバーは責めたりはなく、全部聞いてくれました
-山本彩さんには話した
須藤 話しました。自分で決めたなら、その道を進むしかないと思うし、だから、これからもちゃんと自分の信念を貫いたまま、自分の頭で考えて。「責任を取りたい」って言ったんですけど、「考えてきな」って言われました。
-総じてみんな背中を押してくれている感じだった
須藤 どうしていいか分からない状態で、メンバーもすごくいろんな気持ちがあると思うんです。どう接していいか分からない。キャプテンもそこをすごく心配していて。なので全員ともう1度話す機会を持ちたいって思いました。
-ショックを受けたファンは少なからずいた。ファンに向けて
須藤 本当に、本当にすごいアイドル活動している中でも、アイドルらしくないことをしてもすごく支えてくださったファンの方々だったので、本当に本当に大好きで、大好きな人たちを傷つけちゃったんですけど。でも、本当に今まで接してきた私は、本当にファンの方と過ごした日々は、全部うそはないですし、これからもずっと、傷つけて、すごく傷つけて、批判されても、嫌われても当然のことをしてしまったんですけど、私としては絶対、ここまで応援してくださったことを絶対に忘れずに夢を実現させたいです。ずっと向き合い続けたいと思います。
-プロポーズされた時期は分かりませんが、もしプロポーズされていたなら、総選挙に出ない判断はなかったのか
須藤 本当にどっちも真剣に活動していきたいと思っていたので、辞退の選択肢はなかった。グループを盛り上げるためにも総選挙に出たいと強く思って出ました。
-その時点ではプロポーズはされていなかった
須藤 もうお互いにそういう気持ちはありました。
-プロポーズは男性からされた
須藤 はい。
-指輪とかは
須藤 もらってないです。
-直接言われて結婚しようと思った
須藤 その前から。好きな人ができた時点で卒業を考え出していて。でも、このグループの活動をしていきたい。このまま放り投げられない。育てていただいたので。このグループがすごく好きだし。だから、ずっと割り切れずにいました。でも、両方を真剣にやってきました。
-初めて人を好きになったと。何にひかれた
須藤 分からないです。初めて会った時から好きだなって思って。でも、その好きがよくわからなくて。今は本当に好きってこういうことなんだなって思います。
-哲学できなかったってことですね。哲学で感情を解説できなかった
須藤 哲学で解説ですか。でも哲学はかっこいいから好きになるではない。好きになったから好きなので。逆に哲学で愛の本を読んでも私は理解できなかった。
-妊娠してるわけじゃない
須藤 はい。してないです。
-恋愛禁止は頭にありましたか
須藤 恋愛禁止は私個人的な意見ですが、自分の判断に任せるものと認識していました。