世界選抜総選挙5位のAKB48岡田奈々(20)が、歌声で酔わせた。メンバー自らが演出するソロパートで、「愛の存在」を歌った。

 かつて高橋みなみらが歌い、ドキュメンタリー映画「Documentary of AKB48 The time has come」の主題歌にもなった、知る人ぞ知る名曲。20人のオーケストラの生演奏をバックに、48グループきっての美声で歌いきると、「世界選抜総選挙、第5位、7万5067票、ありがとうございました」と深々とおじぎした。

 演出に頼らない、聴かせるパフォーマンスに、1万人のファンは大きな拍手を送った。3位のHKT48宮脇咲良(20)から「オーケストラだったから、卒業するのかと思った」と言われると、岡田は「しないから」と笑って否定していた。