SKE48、NMB48、STU48メンバーが参加した女性ファッション誌「Ray」(主婦の友社)の専属モデルを決める「48グループ×Ray専属モデルオーディション」の最終結果が28日、発表され、NMB48の新澤(しんざわ)菜央(23)が選ばれた。

オーディションは誌面連動企画として3月から実施され、3グループから計23人が参加。予選は前半(SKE48、STU48各5人)と後半(NBM48、13人)に分けて行った。

誌面封入のハガキ投票と動画配信アプリ「ミクチャ」での配信で得たポイントの合計で競い、各グループ上位3位までの計9人が決勝へ。SKE48からは予選1位の斉藤真木子、同2位の野村実代、同3位の藤本冬香、NMB48からは同1位で早川夢菜、同2位で新澤、同3位で眞鍋杏樹、STU48からは同1位で小島愛子、同2位で福田朱里、同3位で岩田陽菜が進出した。決勝は再びミクチャでの配信ポイントで争い、上位4人が「Ray」編集部との最終面談、カメラテストへと駒を進め、新澤に決定した。任期は1年間を予定している。

NMB48(卒業生含む)からは吉田朱里、村瀬紗英に続く3人目の抜てき。新澤は支えてくれたファンに感謝し「応援してくださった皆さんにいいご報告ができ、本当にうれしいです!!!」とコメント。もともとアイドルやモデルとしても活躍する吉田の姿に憧れてNMB48入りしたこともあり、「Ray」モデルへの仲間入りには喜びもひとしお。「ファッションが大好きで、ファッションのこだわりだけはずっと曲げたくないと思っていました。そしてNMB48に加入してから写真を撮られることやファッションで自分を表現することの楽しさを知り、ファッション誌の専属モデルになりたいと強く思うようになりました。特にRayモデルへの憧れは人一倍強かったです」と喜んだ。 グループ内では「あざとい」と「かわいい」をかけ合わせた「あざとかわいい」担当としても知られる。新澤は「『あざとかわいさ』を武器にどんな人でもファッションを楽しめるということを伝えられる親近感のあるモデルさんになりたいです。皆さんに認めていただけるよう精いっぱいがんばりますのでこれからよろしくお願いします」とコメントした。

なお、専属モデル決定者には29日に行われる「札幌コレクション2022 SPRING/SUMMER」での「Ray」ステージへの出演特典がついていたが、新澤はスケジュールの都合で欠席に。「大変残念ですが、またいつか自信をもってランウエーにも立たせていただけるように自分を磨いていきます」とつづった。最終面談まで進んだ他の3人は「Ray WEB」を中心に活動する「Ray girl」に就任する。

 

◆新澤菜央(しんざわ・なお)1998年(平10)8月2日、兵庫県出身。2018年にNMB48の6期生として加入。23枚目シングル「だってだってだって」で初選抜。2022年に行われたファン投票企画「NAMBATTEL2~愛~」では14位となり、次作27枚目シングル選抜入りも決定している。ニックネームは「しんしん」。身長156センチ、B型。