日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムです。


  1. 歴代受賞者と受賞作品
  2. 第24回石原裕次郎賞 授賞式記事

  1. トップ
  2. ファン大賞
  3. 関連ニュース
  4. 関連写真
  5. ノミネート一覧
  6. 歴代受賞者・作品
  7. 概要

石原裕次郎賞-「探偵はBARにいる」橋本一監督

「探偵はBARにいる」で石原裕次郎賞を受賞した大泉洋(左)は、シリアスな表情を崩さずに自虐トークで会場の笑いを誘った。後方左から原作の東直己氏、石原まき子さん(撮影・山崎安昭)
「探偵はBARにいる」で石原裕次郎賞を受賞した大泉洋(左)は、シリアスな表情を崩さずに自虐トークで会場の笑いを誘った。後方左から原作の東直己氏、石原まき子さん(撮影・山崎安昭)

【授賞式記事】

 大泉洋(38)がたじたじとなった。主演した「探偵はBARにいる」が石原裕次郎賞を受賞し、裕次郎夫人の石原まき子さんから賞金300万円を贈られた。印象的な場面についてまき子さんから質問攻めにされ、「え、え~と、後で詳しく説明します」と答える慌てぶりに、会場は爆笑に包まれた。作品を製作・配給した東映の岡田裕介社長(62)が授賞式の祝辞でシリーズ化を約束。裕次郎賞の重みを感じながら、今後もスクリーンで活躍を続けることを誓った。

 大泉は、撮影裏話に興味津々のまき子さんから、質問を次々と浴びた。掛け合いのような2人のやりとりに会場は笑いに包まれた。

 まき子さん 雪に埋まっていたシーンは、本当に入っていたのですか?

 大泉 ええ、本当に穴を掘って、雪の中から出てきました。

 まき子さん あら、大変でしたね。何分ぐらい埋まっていたのですか?

 大泉 2~3分です。(慌てたように)いや、あの、2~3分と言うと楽そうにみえますが…。大変なんです !

 まき子さん (笑顔で)私も女優でしたから、分かりますよ。(埋まっていた時にはめられていた)手錠はどうしたの?

 大泉 (きまり悪そうに)外したという設定になってまして。外れていたんです…。

 まき子さん ……。

 大泉 (少し間を置いて)後で個別にゆっくりお話しさせてもらっていいですか?

 会場 爆笑

 大泉にとって忘れられない日になった。東映の岡田社長が祝辞の中で、シリーズ化を決めた時の様子を明かした。公開前の試写を見て、社員でもある橋本一監督に「1時間も説教をした」という。ところが公開初日からの盛況ぶりに「よくやった。すぐに2作目に取り掛かってくれ」と指示したエピソードを披露した。まき子さんから、「岡田社長とのお約束で、2作、3作と続くそうですよ」と声を掛けられた大泉は、照れくさそうに頭をかいた。

 この日そろって登壇する予定だった橋本監督は、前日27日に母栄都子さんが亡くなり、欠席となった。同監督が映画化に4年を費やした苦労を知る大泉は「監督とお母さまに(受賞を)報告したいと思います」と語った。

 作品の舞台となった北海道は、かつて少年時代を小樽で過ごした裕次郎さんにとって縁の深い土地。北海道出身の大泉は、「北海道への愛情の強い裕次郎さんの賞で感激です。まき子さんから賞金をいただく時、緊張しました」と話した。【山田準】

 ◆探偵はBARにいる 札幌・ススキノのバーを根城にする探偵(大泉洋)はある日、謎の女性から不思議な依頼を受けた。「ミナミという弁護士に、去年の2月5日にカトウはどこにいたか」と聞いてくれ、という内容だった。相棒の高田(松田龍平)と調査に乗り出す。続編の製作が決まっている。

日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞
  受賞作品/受賞者 記事
作品賞 「一枚のハガキ」
  新藤兼人監督
受賞発表記事
授賞式記事
監督賞   新藤兼人監督
  「一枚のハガキ」
受賞発表記事
授賞式記事
主演男優賞   松山ケンイチ
「マイ・バック・ページ」「GANTZ」「うさぎドロップ」
「ノルウェイの森」
受賞発表記事
授賞式記事
主演女優賞   宮崎あおい
「ツレがうつになりまして。」「神様のカルテ」
受賞発表記事
授賞式記事
助演男優賞   西田敏行
「探偵はBARにいる」「はやぶさ/HAYABUSA」
「ステキな金縛り」
受賞発表記事
授賞式記事
助演女優賞   加賀まりこ
「洋菓子店コアンドル」「神様のカルテ」
受賞発表記事
授賞式記事
新人賞   井上真央
「太平洋の奇跡 フォックスと呼ばれた男」「八日目の蝉」
受賞発表記事
授賞式記事
外国作品賞 「英国王のスピーチ」
  トム・フーパー監督
受賞発表記事
授賞式記事
石原裕次郎賞 「探偵はBARにいる」
  橋本一監督
受賞発表記事
授賞式記事
石原裕次郎新人賞   該当者なし ー
ー
ファン大賞 「SPACE BATTLESHIP ヤマト」
  山崎貴監督
授賞式記事
石原裕次郎賞・石原裕次郎新人賞とは
 1987年(昭和62)に亡くなった、戦後を代表するスター石原裕次郎さんの遺志を引き継ぎ、日刊スポーツ映画大賞に併設。石原プロモーションが運営に全面協力している。その年に最もファンの支持を得て、スケールの大きな作品に贈られるのが石原裕次郎賞。裕次郎さんをほうふつとさせる将来性豊かな、映画デビュー5年以内の新人に贈られるのが、石原裕次郎新人賞。賞金は各300万円、100万円。




日刊スポーツ購読申し込み 日刊スポーツ映画大賞