チームB2研究生の坂下真心(17)は、自らの性格を「負けず嫌い」と言い切る。昨年9月の右肩負傷を乗り越え「正規メンバーになりたい」と語る。スポーツで培ったポジティブ精神で飛躍を期す。【取材・構成=三宅敏】

正規昇格を目指す坂下真心
正規昇格を目指す坂下真心

「真心」と書いて「まこ」と読みます。両親がまっすぐな気持ちを持って健康に育ってほしい、との願いを込めて名付けてくれました。名前を説明する際には、漢字で「まごころ」と書きます、と伝えています。

スポーツが大好き。得意なのはハンドボール。父が野球をやっていて、よくキャッチボールをして遊びました。スポーツは学校の中でも、できる方でしたね。

でも、昨年1月にNMB48の研究生となって、環境がガラリと…。それまでダンスも歌もほとんど経験してなくて、周囲に全然ついていけなかったんです。

だから、必死でレッスンして、(昨年)9月にダンスの自主練習で右肩を脱臼したんです。舞台に出ることができず、心の底から悔しかった。でも、根っからの負けず嫌い。再発しないよう周囲の筋肉を鍛え、ダンスと歌のレベルアップに取り組みました。失敗しても、前向きになれるのはスポーツ経験のおかげかも。

ステージが一番楽しい。ファンの方がいてくれ、その前で歌って踊れることがうれしくて仕方ないです。

「NMB13」(3月8日発売)では、初めてアルバムに参加することができました。今年の目標は、正規メンバー昇格。スポーツを生かして、新たなアイドル像を作り上げたいですね。

◆坂下真心(さかした・まこ)2005年(平17)8月2日、大阪府生まれ。スポーツが得意で、ハンドボール、サッカー、テニスなど。チームB2。身長160センチ。愛称「まこち」。