「咲ドル火曜日」第2週は「素顔のボイメン」。今回はBOYS AND MEN(ボイメン)の小林豊(31)田村侑久(30)水野勝(30)辻本達規(29)本田剛文(28)勇翔(28)吉原雅斗(26)平松賢人(26)の8人が登場します。1月27日にアルバム「BOYMEN the Universe」を発売。つんく♂トータルプロデュースのリード曲「どえりゃあJUMP!」について語る。【取材・構成=星名希実】

BOYS AND MENのメンバー。前列左から辻本、水野、田村、小林、後列左から吉原、平松、本田、勇翔(撮影・森本幸一)
BOYS AND MENのメンバー。前列左から辻本、水野、田村、小林、後列左から吉原、平松、本田、勇翔(撮影・森本幸一)

「どえりゃあJUMP!」は楽曲、ミュージックビデオ(MV)、ダンス、アルバムのビジュアル、衣装まで、つんく♂がトータルプロデュース。「ワクワクの世界へナビゲーション」をテーマに、ボイメンという名古屋発のロケットが宇宙に飛び、大きな夢に向かってジャンプしていくという世界観を描いている。

平松 ダンスがキャッチーで、1回見たら忘れられないようなダンスになってるんです。サビとかも。僕は間奏のダンスがお気に入りで。ダンスを気合でどうにかしてきたボイメンなんですけど、今回はちゃんとダンスを踊ってて。けっこう様にもなってるし、これだけ、その1人1人が別々の動きをして全体で見せる、フォーメーションダンスっていうのか分からないですけど、そういうダンスをしたことがなかったので新鮮でした。

平松賢人
平松賢人

勇翔 歌い方がけっこうクセが強い歌い方を今回してまして、それもつんく♂さんがそういうふうにしてくれってことだったので。そういったクセ強めの歌い方をしてなかったので、だいぶ今までとは違った味が出せてるんじゃないかと思います。

吉原 昔からつんく♂さんの楽曲っていうのは僕たちも聞いてましたし、日本中、世界中で聞かれていた楽曲なので、それを僕たちにこうやっていただけたっていうのはすごくうれしかった。もちろん初めて聴いた楽曲なんですけど、どこかなじみがあるというか。「この節回し、あ、これこれ!」っていうところを僕たちも実際に体現して。歌わせていただいても、そこは特にいいなって。

田村 僕はジャケット写真の自分のポーズが、なんか変わったポーズしてるんですけど、実は撮り終わって「終了です」って言って、最後に適当にポーズしたやつが使われたんですよ。うれしかったです。自分でも見てびっくりしました。「あれ、これが使われてる」って。

小林 僕は衣装のパンツのこの線が好きで。撮影するときにこの線がすごい、いろんな写真とか見ててもすごい映えるんですよ。ここが好きです。

辻本 靴なんですけど、衣装の靴が今回みんなすごく満足してて。すごく動きやすいし踊りやすくてクッション性の高い靴で。今まで革靴のときもあったし、硬い靴とか、すぐソールがめくれる靴が多かったんですけど、今回僕はスポーティーなシューズですごく踊りやすくて、気に入っています。

水野 僕はMVがすごい好きなんですけど、その中でも特に個人でダンスをつないでいく、ソロダンスをつないでいくあのカットが好きです。

本田剛文
本田剛文

本田 MVが学ランだけじゃなくて私服みたいな衣装を着てるところがあって、僕の着てる衣装がリバーシブルな上に、ファスナーが前にも後ろにもついてるから4パターン着れるやつなんです。4パターン着方を変えられるって服で楽しかったです。

<もう一段階、熱上げる>

20、21年は結成10周年イヤー。リーダー水野は「『どえりゃあJUMP!』は10年やってきた思いも乗っているし、つんく♂さん、いろんな方々に支えてもらった僕たちにとってすごく特別な曲。タイトルに名古屋弁が入ってるし」と語る。

グループは紅白歌合戦出場を目標に掲げている。水野は「毎年、紅白行きたいって言ってたんですけど、今年は、よりもう一段階、熱を上げてやっていこうってことでスタートした。必ず行きたいので、いつも以上に3割増、4割増、5割増で21年はボイメンを応援してもらえるとうれしいです」と呼びかけた。