NHKの有働由美子アナウンサー(46)が、女優萬田久子(57)の事務所から“クレーム”を受け、平謝りした。

 13日放送のNHK「あさイチ」には、現在放送中の朝ドラ「あさが来た」に出演する俳優の柄本佑(28)が生出演。同ドラマで柄本の母役を演じている萬田からVTRでメッセージが寄せられた。萬田はドラマの内容に合わせて、柄本に「イノッチと有働さん心配してはったよ」と呼びかけ、続けて「有働さんなんか、つけまつげが取れてたよ」と笑いながら、有働アナの“つけまつげ”騒動をイジった。

 “つけまつげ”騒動とは、先月27日の生放送中に起きたもの。同番組では、直前番組である連続テレビ小説の内容に触れる“朝ドラ受け”が恒例となっているが、同日放送の「あさが来た」では、ラストシーンが柄本演じる惣兵衛が萬田演じる母の菊に斬りかかるという衝撃的なシーンだったため、驚いた有働アナのつけまつげが取れてしまうというハプニングがあった。

 このハプニングは話題となり、後日「あさイチ」では「つけまつげ特集」が組まれるなど、有働アナは散々イジられた。

 そして13日生放送では、問題のシーンについて触れたあと、司会のV6井ノ原快彦が「このシーンのあとに萬田さんの事務所からクレームが来まして…」と、コメントを読み上げた。

 「もう少しシリアスに朝ドラ受けして欲しかったです。全部、有働さんのまつげに持って行かれてしまって残念だった」という“クレーム”に、有働アナはがっくりと机に伏せ、「ほんとすみません、もうほんとにすみません」と平謝り。

 つけまつげが取れた有働アナの写真が改めて紹介されると、井ノ原からは「これ、ピエロが泣いている写真ですか?」とイジられ苦笑い。柄本からも「あのシーンやったあと、刃傷沙汰のことより、『つけまつげが取れてたね』って」と、周囲は有働の話ばかりだったことを明かされ、「本当にすみません」と何度も繰り返した。