俳優田村正和(72)が7日、都内でテレビ朝日の松本清張2夜連続ドラマスペシャル「地方紙を買う女~作家・杉本隆治の推理」、「黒い樹海」(12、13日午後9時)の会見に出席し、芸者役で共演したAKB48の渡辺麻友(21)との思い出を語った。

 渡辺が、ドラマの打ち上げで同グループのヒット曲「恋するフォーチュンクッキー」を披露したという。田村は「いい曲だよね。私の隣に来て、CDを流して振りを全部やってくれた。悪のりしたスタッフも一緒に踊って、それはちょっと邪魔だったけど、麻友ちゃんは本当にかわいい。撮影よりもそれが一番の収穫でした」と話した。

 ロケ地の石川県の印象を聞かれた際は「おすしがとてもおいしかった。また食べに行きたい。日本海がすごい寂しげで、荒々しくて、作品にぴったりの情景でした。そして何よりも、麻友ちゃん。(一緒にロケができて)一番の収穫でした」と再び渡辺の名を挙げ、笑わせた。

 会見には女優北川景子(29)も出席。この日初めて会う田村の印象を聞かれ「小さい頃からテレビでみていて、本当に実在されるのかなというぐらい伝説の方なので、今日お会いして、本当にいらっしゃったんだと。時間がたってもお変わりなくお若くいらっしゃるので、すごくすてきです」と緊張気味に話した。

 同ドラマでは12日の第1夜で田村が、13日の第2夜では北川が主演を務める。