NHK定例会長会見が7日、都内の同局で行われ、籾井勝人会長(73)が新年度からスタートした新番組について言及した。

 「クローズアップ現代+(プラス)」については「1つだけ言えるのは視聴者に分かりやすい議論ができるかなという印象がある」と、3月まで放送された「クローズアップ現代」との違いを語った。働く世代を意識し、放送開始時間を午後7時30分から同10時に変えた。「見る層をみたい。効果をもうちょっと見たい」とした。

 また、連続テレビ小説「とと姉ちゃん」には「かなりホームドラマ的」と語り「朝の番組として前向きで活発な女性、何にでもチャレンジする人を期待している」とした。

 一方、本年度は会長就任1期目の最後の年度になるが、2期目には「経営委員会が決めること。先々どうするか全く考えておりません」と語るにとどめた。