俳優松田龍平(32)が7日、都内で主演映画「モヒカン故郷に帰る」(沖田修一監督)の大ヒット舞台あいさつに、前田敦子(24)、沖田監督と出席した。

 作品はイタリアのウディネ・ファーイースト映画祭で、ブラック・ドラゴン賞、ブロンズ・マルベリー賞の2冠に輝いた。公式上映と授賞式に出席した松田は沖田監督は、みやげ話を披露した。イタリアに着くなり、沖田監督が携帯電話で動画を撮り始めたという。「オールイタリアロケで、しかも松田龍平主演で撮れるなと(笑い)」。映画祭には香港の俳優、監督のサモ・ハン・キンポーも出席しており、「(キンポーも)何とか出せやしないかと思った」と大まじめに語っていた。

 出席できなかった前田は「話を聞いてるだけで、楽しさが伝わってくる」とうらみ節をこぼした。そんな前田に、沖田監督は「おみやげを買ってきたんだけど、全部自宅に置いて来ちゃった」と追い打ちをかけてしまい、苦笑いした。

 劇中には、末期がんの父の希望をかなえるため、松田演じるモヒカンのロッカー永吉が複数のピザ店の出前を頼む場面がある。松田が「イタリアだから、ピザのシーンは緊張しました。ピザのデリバリーは意味が伝わるんだろうか? と思った」と明かすと、沖田監督も「ピザーラとピザハットが競走するところは絶対、伝わってないですよね」と笑った。

 松田が9日に33歳の誕生日を迎えることから、イベントでは、壇上にケーキが用意された。直径30センチを超える大きなケーキに、自分が演じた永吉が描かれたチョコが乗った、凝ったデザイン。1年の抱負を聞かれた松田は「すばらしい年にしたいなと思う。恥ずかしさがやばい」としきりに照れていた。