女優吉岡里帆(24)とお笑い芸人宮川大輔(44)が3日、都内で、アニメ映画「名探偵コナン から紅の恋歌」(静野孔文監督、4月15日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。

 映画は大阪、京都が舞台。“和”の世界観を表現した紅葉が降るステージに、和傘をさしてはかま姿で登場した。

 吉岡は、ピンクの振り袖に緑のはかまという、春らしい色味をチョイス。初めて挑戦した声優の仕事に「10年くらい時間を頂いてもいいですか、ってくらい、皆様の技術がすごかったです」と恐縮した。

 宮川は完成した作品を見て、自身の声に納得がいかなかった様子。「自分の声が嫌になりました。『なんでこんなに鼻詰まってんの? 鼻かんでからやれよ』て」と笑わせた。

 映画のテーマでもある「初恋」の話になると、宮川は「中1で初めて女の子と映画に行きました。喫茶店でピラフを頼んで、対面に座って顔を見ようと思ったら、緊張して食べれんようになって。家に帰って、鏡の前でピラフ食べる練習しました」と笑いを誘った。

 吉岡は初恋の相手について「幼稚園のとき、太陽みたいにわんぱくで元気な男の子でした」と振り返った。「小学生にあがって気持ちが抑えられなくて、『会いたい!』って思って、幼稚園の名簿を見て家に行って、チョコを渡してチェキを撮ってもらいました。いまだに持っています」と、甘酸っぱい思い出を披露した。

 舞台あいさつには、高山みなみ、山崎和佳奈、堀川りょう、宮村優子、小山力也のほか、主題歌を歌う倉木麻衣も出席した。