中国上海市で17日、上海国際映画祭の日本映画週間が始まり、連続ドラマのヒット作を映画化した「昼顔」の上映会で俳優上戸彩と斎藤工が舞台あいさつした。

 上戸は「不倫を題材にした映画を中国に持ってくることができたのは奇跡だと思う。許されざる恋の結末が中国の皆さんの心に響いたらいいなと思う」と語った。

 斎藤は「中国の映画をよく見る。映画は国境を超える1つの手段だと思う」と語った。

 日本映画週間は26日まで。宮沢りえ主演の「湯を沸かすほどの熱い愛」や「真田十勇士」、「帝一の國」など8作品が紹介される。

 「昼顔」は平凡な主婦の不倫を描いたテレビドラマの続編。「昼顔」のドラマは中国でも人気があった。(共同)