MBSテレビの特別番組「松竹芸能60周年特番 松竹魂(スピリッツ)」(25日深夜0時59分、関西ローカル)の公開収録が8日、大阪・道頓堀角座で行われた。創立60周年を迎えた松竹芸能に所属する人気コンビのよゐこ、TKO、ますだおかだらが参加し、漫才やコントを披露した。

 よゐこ、TKO、ますだおかだの3組が角座でそろうのは初めて。収録後はそれぞれが「恩人トーク」を繰り広げた。木下隆行(45)は先輩の森脇健児らの名前をあげながら「ぶっちゃけた話、(恩人は)よゐこと、ますだおかだなんですよ。よゐこが先に東京で活躍してくれて、僕らがぜんぜん仕事がないとき、浜口さんは『がんばれよ』と言ってくださり、有野さんは毎年お正月、札束の写真を送ってきた」。浜口は相方の後輩への札束での激励に「いやらしいやっちゃな~」とツッコミ。それでも木下は「お~、がんばろう!と思った」と打ち明けた。

 さらに木下は「ますだおかだは後輩にもかかわらず、先に東京でがんばってくれて、こんな感じで仕事しているって話を聞いてテンションを上げてもらった」と話した。

 よゐこは森脇健児、ますだおかだは大学時代にスカウトしてもらった社員をあげた。増田は「大学の学園祭で松竹芸能の方に声をかけてもらった。その方が恩人。まあ、スカウトしてもらったのは僕でしたけど」と話すと、相方の岡田が「まあ、厳密に言えばね」。

 続けて増田は「僕も1人で芸能界に入る勇気がなくて、岡田が来てくれると分かったから、恩人はその社員の方と岡田。厳密に言うと、その社員の方はいまは松竹芸能にはいないですけど」。最後はオチをつけて、笑いを誘った。