歌舞伎俳優の市川海老蔵(39)が、今年6月に亡くなった妻の小林麻央さん(享年34)が闘病中に受けた、15~6時間にもおよんだという大手術を振り返った。

 麻央さんは昨年10月1日、QOL(Quality of lifeの略で、生活の質の意味)を落とさないための手術を受けたことブログで報告。海老蔵は当時、自身のブログで「私、ブログでは平静を装っていましたが 正直あの日はダメでした、手術もとても時間がかかり、私自身も弱った日でした」とつづっていた。

 海老蔵は20日、当時の手術について「大変な手術でした。15,6時間かかったかな、、最初は7,8時間と言われていたので 7,8時間すぎてからの7,8時間の長い事長い事。予期せぬことが起きたのか?不安しか積もらない時間は今までに体験した事のないものでした」と振り返り、「なんとかしてあげたい。なんとかしてあげたい。なんとかしてあげたい。その気持ちが積もり積もって 結論 手術中に家族は何も出来ない無力さに行き着くんですよね」と述懐した。

 術後、目を覚ました麻央さんに「本当によくやったね」と語りかけたという海老蔵。「無力さから 何か出来る状態に切り替わった時は喜びでした。…喜びでした」としみじみ。21日のブログでも当時について、「術後は本当にしばらく大変でしたが、麻央の慌てない不動心によりすこしづつ良くなり 我々家族にとってはとても希望に満ちた時でした。。」とつづった。