乃木坂46が28日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた映画「あさひなぐ」(9月22日公開、英勉監督)の完成披露上映会舞台あいさつに出席した。

 主演の西野七瀬(23)をはじめ、桜井玲香(23)松村沙友理(25)白石麻衣(25)伊藤万理華(21)生田絵梨花(20)らキャスト陣が黒いドレス姿で登場した。冒頭、松村は「会場の中がポップコーンのええ匂いがします。うらやましいです~」と笑って、場を和ませた。

 なぎなたに青春をかける女子高生を演じた。西野は「なぎなたをみんなで頑張ったので、かっこいいな、って思ってもらえると思います。楽しみです」とアピール。「年明けくらいから練習を始めて、撮影期間中も並行してやっていました。足の裏の皮がめくれそうになったり、腕が筋肉痛になったりと、いろいろ苦労したけど、日本らしいなぎなたを身をもって知ることができて、いい経験できたなと思います」と話した。

 男勝りな元剣道部員を演じた桜井は、劇中で荒い言葉を使うシーンもある。「意外と舌打ちって難しいんだなって、思いました」と明かし、司会者から「今はどうなんですか…?」と聞かれると、「チッ」と実際に舌打ちを披露。松村から「ああ~、上手やん、かっこいい!」と褒められていた。

 なぎなた部のキャプテンを演じた伊藤は、「普段、乃木坂46では全然やらないポジションなので、部長役ということにまずびっくりしました。テンポのよい営業的な(口調の)ところに苦戦しましたね」と明かした。乃木坂46キャプテンの桜井から「(伊藤が演じる)えりちゃんに一番感情移入するんですよ。苦しいんですよ」と言われると、「結構相談にのってもらってました」と告白。桜井は「まあ、ちょっと、はい…」と照れ笑いしていた。撮影の合間、夜に散歩しながら話していたという。

 乃木坂46が歌う主題歌「いつかできるから今日できる」は、10月11日に乃木坂46の19枚目シングルとしてリリースされる。