武井咲(23)主演のテレビ朝日系連続ドラマ「黒革の手帖」(木曜午後9時)の7日第7話の平均視聴率が11・8%(関東地区)だったことが8日、ビデオリサーチの調べでわかった。初回から2桁をキープしている。武井は、1日にEXILEのTAKAHIRO(32)との結婚と妊娠を発表。発表後初の放送となった。

 同ドラマは、松本清張作品の中でも人気が高く、これまで何度もドラマ化され、山本陽子(75)大谷直子(67)浅野ゆう子(56)米倉涼子(41)ら人気女優が主演してきた作品。武井は、銀行で横領した1億8000万円や借名口座リストを利用して銀座に自分のクラブをオープンさせ、夜の世界でのし上がっていく悪女、原口元子を演じている。

 第7話は、長谷川(伊東四朗)と約束した期日に契約金の残金を支払えなかったことで、『ルダン』を手に入れることはおろか、『カルネ』までも差し押さえられてしまった元子(武井咲)。長谷川に黒革の手帖も奪われてしまった元子は文字通り、すべてを失ってしまう。刻一刻と迫る『カルネ』の立ち退き期限。どうにか事態を打開したい元子は、安島(江口洋介)を頼り、弁護士を紹介してもらう。絶体絶命に追い込まれた元子が選択する道は…、という内容だった。