米映画「スター・ウォーズ」シリーズのレイア姫役で知られる女優キャリー・フィッシャーの娘で女優のビリー・ラード(25)が、「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(15年)のヒロイン、レイ役を打診されていたことを明かした。

 人気トーク番組「エレンの部屋」に出演したラードは、メガホンをとったJ・J・エイブラムス監督から電話で、「主役が見つからないから来て欲しい」と呼ばれ、レイ役のセリフ読みをしていたと語った。

 「最終的に彼はデイジー・リドリーという素晴らしい女優を発見したのよ。とても才能があるの。でも、私は呼ばれたところに出向いたことで、セリフも少しある役をもらえたの。とてもワクワクしたわ」とコメント。

 結果的に、同作でレジスタンスの下級管制官役を射止めたラードは本作で映画デビューを果たし、母フィッシャーとの親子共演も話題になった。ラードは年末公開予定の「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」にも出演しており、本作が最後の親子共演となる。

 ラードは、「母も父も私には演技の世界に入って欲しくなかったみたい。2人ともこの業界にいて、子供を入れるにふさわしくないって感じていたみたい」と語り、当初は女優業には賛成ではなかったとコメント。その後、「ある時、家に帰ったら、母がもしここが心地よいと感じるなら、女優をやりないさい」と言ってくれたのと明かした。(ロサンゼルス=千歳香奈子)