女優葵わかな(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「わろてんか」(午前8時)の3日放送第2話の平均視聴率が21・3%だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。初回は20・8%だった。

 同ドラマは明治から昭和初期の大阪を舞台に、笑いをビジネスにしたヒロイン藤岡てんの活躍を描く。吉本興業創業者の吉本せいがモデル。

 葵は、3度目の挑戦となったオーディションで、応募2378人からヒロインに選出。12~14年までアイドルユニット「乙女新党」(16年解散)のメンバーだった。

 第2話は、父・儀兵衛(遠藤憲一)から“笑い禁止”を解いてもらいたいてん(新井美羽)は、行儀作法の稽古に励む。そんな中、兄・新一(千葉雄大)が発作を起こして倒れてしまう。病状が重い兄の回復を願って、てんは神社に足を運ぶ。その寄席で、てんの人生を変える運命の出会いが待っていた、という内容だった。