アンジェリーナ・ジョリー(42)が、ブラッド・ピット(53)と破局する数年前に映画で共演したことは、実生活での結婚生活を助けるとの期待もあったと告白した。

 ジョリーは米ハリウッド・リポーター紙のインタビューで、2015年に自らの監督作品「白い帽子の女」で夫婦役で共演したことについて、「一緒に仕事をすることは、私たちにとってコミュニケートするよい方法だと思った」と明かした。

 ジョリーとピットは12年間のパートナーシップと2年間の結婚生活の末、ピットの子供への虐待が理由で昨年9月に離婚申請。その後、ピットの虐待疑惑は晴れたが、2人はまだ離婚調停を進めているとみられている。

 ジョリーは、2人で離婚危機にある夫婦役を演じた当時のことについて、「共演は良いコミュニケーション方法でもあり、学んだこともある。でも、撮影中、2人の間に何か重いものがあったのは確かで、それは映画のせいではなかった」と振り返った。

 さらに、「あの作品は、私たち夫婦の当時の問題を描いたものでもあった。さまざまなことが、さまざまな理由で起きるもの。なぜあの作品を書いたか?わからないですね。でも、一緒にあの映画を作ったことで、何かを共に追求することができたのはうれしい」と語った。(ニューヨーク=鹿目直子)