米国時間の11日、第75回ゴールデン・グローブ賞の候補者が発表となり、ノミネートされたスターたちが続々と喜びのコメントを発表している。

 映画「グレイテスト・ショーマン」(12月20日全米公開予定)で伝説のエンターテイナー、P・T・バーナムを演じ、ミュージカル・コメディ部門の主演男優賞候補となったヒュー・ジャックマンは、「この作品を映画化するのに7年かかった。血と汗と涙を流しながら…あきらめることは選択肢になかった。大きなリスクは大きな報酬となる。ありがとう、ハリウッド外人記者協会(HFPA)!」とツイート。

 映画「ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書」(全米公開中)でドラマ部門の主演女優賞にノミネートされたメリル・ストリープも声明を発表し、「スピルバーグ監督や共演したトム・ハンクス、そしてこの瞬間を必要とする素晴らしい俳優たちのためにも大変うれしい。ありがとう、HFPA」とコメントした。

 映画「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」(2017年9月全米公開)でテニス界のレジェンド、ビリー・ジーン・キングを演じ、ミュージカル・コメディ部門で主演女優候補となったエマ・ストーンも、「この栄光をくださったHFPAに感謝します。唯一無二のビリー・ジーン・キングにも最高に感謝しています」とコメント。

 米HBOチャンネルのテレビシリーズ「ヤングポープ 美しき異端児」(2016年10月全米公開)でローマ教皇役を演じ、テレビ映画部門で主演男優賞候補となったジュード・ロウも、「パオロ・ソレンティーノ監督との仕事が認められてハッピーです。ありがとう、HFPA」とコメントした。ゴールデン・グローブ賞授賞式は来年1月7日に行われる。(ニューヨーク=鹿目直子)