タレントのフィフィ(41)が、大きな影響を受けたというアイルランドのロックバンド、クランベリーズのボーカルで15日に死去したドロレス・オリオーダンさん(享年46)を追悼した。

 フィフィは16日、ツイッターで「悲しい朝を迎えました」とオリオーダンさんの訃報に触れ、「彼女のスタイルをまねて、生き方に共感して…そんな憧れの存在が居なくなってしまいました」と悲しんだ。

 フィフィは07年5月のブログで、青春時代に影響を受けたアーティストとしてクランベリーズを挙げ、特にオリオーダンさんについて「ドロレスは4人の母親でもあるわけ。子育てしながら世界中を回ってライブ活動をしたり、ホント働く女性の鏡ですよ!カッコイイ」とあこがれをつづっていた。「彼女が残してくれた多くのメッセージはこれからもずっと、世界中で歌い継がれていくでしょう…ありがとうドロレス」と悼んだ。

 オリオーダンさんは71年、アイルランド西部リムリック生まれ。90年にクランベリーズに加入し、透明感と力強さを併せ持つ独特の歌声でバンドをけん引。バンドは90年代に「ドリームス」「リンガー」「ゾンビ」などのヒット曲を連発し世界的な人気を集めた。00年代前半にバンドは一時活動を休止したが09年に活動を再開。昨年は欧州などでツアーを予定していたが、オリオーダンさんの体調不良を理由に中止になっていた。