森昌子(59)と円広志(64)が25日、大阪・あべのキューズモールで、新曲デュエット曲「好きかもしれない~大阪物語~」を、円の地元・大阪で初披露。森はボケて、円をじいり、笑いの本場でファンをわかせた。

 まず、新曲を2人で歌唱した後、森が「今日は新曲の発売日で…」。同楽曲の発売日は前日24日で、円がすかさず「いや、昨日です。今日は新曲発表会!」とつっこみ。すると、森は「あ、今日は三男の誕生日でした」とぼけた。

 森のヒット曲「越冬つばめ」を円が作曲。そのコンビによる息の合ったかけあい。円が「あの頃、森さんは25~26歳。もう大スターですから」と持ち上げると、森は「そうですね。その時は。はっきり言うと、その時は大スターでしたね。その時は」と、「その時」を連呼し、自虐発言でも笑わせた。

 新曲は東京の女と大阪の男が居酒屋で出会い、大人の恋に発展するか-といった内容を描くだけに、この日の披露中には、円が森を抱きかかえる振りも。円が森の肩を抱くと、客席から熱心な森のファンが「離れろ~っ」。円は「ほんと申しわけございません。歌いながら、こんなイチャイチャして」と苦笑しながら、おわびしていた。