女優高橋ひかる(16)が17日、都内で「きものクイーンコンテスト2018」にスペシャルサポーターとして出席した。13年に同スペシャルサポーターを務めた、ゲストの吉本実憂(21)も登壇した。

 白い花がちりばめられた青の着物で登場した高橋は、「青だけどグリーンっぽかったり、複雑な色味がお気に入りです」とニッコリ。吉本は、赤と黒のコントラストが鮮やかな着物で登場した。「(着物は)自分で選びました。色が強いので、髪は2つ結びで甘めにしました」とほほ笑んだ。

 着物の印象について聞かれると、高橋は「節目や大事なときに着るイメージ。普段しない格好だからこそ、違う自分になれる気がします」。14年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」で栄姫を演じた吉本は、出演をきっかけに着付けを勉強したとういう。「着物を着て、ただただ電車に乗りたい。1車両に1人着物の人がいたら、華やかな気持ちになるんじゃないかな」と話した。

 この日、平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)男子フィギュアスケートで羽生結弦(23)が金メダルを獲得した。高橋は「本当にすごいです。(冬季五輪の金メダル)1000個目の歴史的な日ですね」と喜んだ。コンテストの合間に演技を見たという吉本は、「世界で戦っていることを尊敬します。プレッシャーがあったと思うけど、結果を残してかっこいい」と祝福した。

 また、将棋の藤井聡太五段(15)が、史上最年少で六段昇格を決めたことについて、高橋は「さすがです。同い年くらいなのに記録を出されて、漫画みたい」と話し、「私ももっと努力して頑張ります」と力を込めた。

 きものクイーンには、6518人の応募の中から、大学1年生の川手菜々子さん(19)が選ばれた。「祖母が白い布から染めてくれた」というお気に入りの着物を着ての受賞を、「本当にうれしい。着物を美しく着られる女性になりたいです」と喜んだ。