テレビ朝日系連続ドラマ「BG~身辺警護人~」(木曜午後9時)の8日第8話の平均視聴率が16・4%(関東地区)で最高記録を更新したことが9日、ビデオリサーチの調べでわかった。

 第1話は15・7%、第2話は15・1%、第3話は13・4%、第4話は13・6%、第5話は14・0%、第6話は14・8%、第7話は15・8%。

 木村拓哉(45)主演でボディーガード役に初挑戦。丸腰で危険に立ち向かう民間警備会社の敏腕ボディーガードを演じる。緊迫感あふれる作品の中で新境地に挑む。

 主人公、島崎章は中学生の息子と2人暮らし。かつて敏腕ボディーガードだったが、過去のある出来事をきっかけに工事現場の警備員になっていた。ところが勤務する民間警備会社が身辺警護課を新設するにあたって復帰を決意し、過去を隠して“新人”として着任する。当初は周囲から頼りないと思われていたが、卓越したスキルで警備対象者の身を守っていく。収録に向け、警備会社によるボディーガードの研修も受けた。

 8日のあらすじは、レストランでの発砲事件に巻き込まれて撃たれた村田(上川隆也)。民事党幹事長の五十嵐(堀内正美)が犯人を挑発したことで起きた事件だったが、世論は出しゃばった民間のボディーガードが無謀な行動をして撃たれたと否定的な目を向ける。現場にいた厚生労働大臣の愛子(石田ゆり子)や五十嵐、警視庁のSPたちも自らの保身のために真実を語ろうとしない。何とか村田の汚名をそそぎ、民間ボディーガードとしての名誉も回復したい章(木村拓哉)たち。しかし、警察でさえ真実を明かしてくれない現状になすすべもない。

 今回は、15分拡大スペシャルだった。