オリエンタルラジオの中田敦彦(35)が28日、レギュラーを務めるTBS系「ビビット」を卒業した。

 15年から水曜レギュラーを務めてきた中田。この日は自身が進行を務めるコーナー「中田プレゼンテーション」で卒業を発表し、同番組で初めてコメンテーターを務めることになった32歳当時を「32で社会に何かを物申そうという勇気がよくあったな」と振り返った

 同番組では特に著名人の不倫スキャンダルに舌鋒鋭く切り込み“不倫ご意見番”とも称されたが、「とにかく楽しいこともありましたし、反省したことも多かった。時として、盛り上がるかなと思って必要以上に攻撃的になったこともありました。今としては攻撃してしまった人たちに陳謝して回りたい、そんな気持ちもある。『あの時はごめんね』って」と笑顔を見せ、「今後はいろんな社会の皆さんに納得して頂けるような見識を深めて、器を広げて、『あいつに何て言ってもらいたいかな』と思ってもらえるような人材になりたい」と語った。

 番組エンディングでは「メンバーの皆さんとスタッフの皆さん、本当に大好きで、3年間、人生で一生の財産になるような気づきや発見をいっぱいさせていただきました。ご近所トラブルの話から政治の話から、もちろん不倫の話から、いろんなことを勉強させてもらったので、この3年間で僕は本当に成長したなと思いますし、今後も成長して皆さんとご一緒させていただきたい」とあいさつ。最後は「ありがとうございました」と感謝の言葉で締めくくった。