女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)3日放送の平均視聴率が20・8%(関東地区)だったことが4日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、分娩(べん)室に入って15時間以上経つ晴(松雪泰子)だが、なかなか産まれない。岡田医院の女医・貴美香(余貴美子)は宇太郎(滝藤賢一)に、へその緒が二重巻きになっていると話す。難産を心配し、宇太郎の父・仙吉(中村雅俊)と母・廉子(風吹ジュン)も病院に駆けつける。一方、病院の待合室では萩尾和子(原田知世)が産気づいていた。騒動の中、先に和子が出産し、続いて晴も出産する。産まれた鈴愛(すずめ)を見た晴は「サルみたい」と感想を漏らす、という内容だった。