TOKIO国分太一(43)が、山口達也のグループ脱退およびジャニーズ事務所退所を受け、グループの今後についての思いを語った。

 国分は7日放送のTBS系「ビビット」で、山口が提出していた退職願を事務所が受理したことを伝え、その経緯を説明。被害者への償いや、アルコール問題など心身面の治療の必要がある山口の現状を鑑み、「だからこそジャニーズ事務所もそうですけど、僕個人としても山口を見ていく。そして彼を、普通の社会に戻る姿を望んでいます」と語った。

 TOKIOを4人で継続することについて、国分は被害者の家族が山口やグループの今後をおもんばかるコメントをしていたことに触れ、「『誰の未来も奪ってほしくない』という言葉がありました。その言葉は僕らTOKIO全員が引っかかっている言葉であって、僕たちが解散することはもしかしたら望んでいないのかもしれない。全てがなくなってしまうことは望んでいないということ、それだったら活動しながらつぐなっていく、それも大切じゃないかという話をしました。山口自身もこれからの未来に向かって意志を持ってしっかりと歩んで行く、それが望まれていることなのではないかと思っています」との思いを語った。

 しかし具体的な活動については「まだ正直、何も見えていない」と国分。「とにかく今自分たちができることは、明日に向かって1歩1歩丁寧に自分たちができることを進んでいくということしか今は考えられない」とした。