山田洋次監督(86)の喜劇シリーズ最新作「妻よ薔薇(ばら)のように 家族はつらいよ3」(25日公開)の先行試写会の舞台あいさつが10日、大阪市内で行われた。西村まさ彦(57)、夏川結衣(49)、山田監督が登壇。映画をみたタレント上沼恵美子(63)が号泣したというエピソードが明かされ、映画へのメッセージが上映された。
山田監督は「(メッセージの)VTRをみて、僕もビックリした。こんなに真剣にほめてくれたのか…。昔から上沼さんの大ファン。こんなにほめられてうれしかった」。感動した山田監督は上沼からのメッセージを自ら編集し、映画の映像を差し込みながら3分間の「上沼VTR」を完成させた。この日の上映後、メッセージが流された。
13年の映画「東京家族」から同じキャストで続くシリーズで、今作では一家を支える主婦の史枝(夏川)が家出し、混乱する一家が描かれる。3世代同居の家族の家事を一手に担う史枝の夫を西村が演じる。
上沼は夫婦生活を振り返りながら「いろいろありました。そりゃ、別れようと思ったことは3000回ぐらいありますね。男の人、日本人の夫は本当にけしからん人が多いですね」と振り返りながら、映画をみて「実は声を上げて泣いたんですよ。『あっ、あっ、あっ…っ』って。1カ所、声を上げて泣くところがありますから覚悟してください」とメッセージを寄せた。
最後には「もう1回、がんばってみようかな。こんな単純なことだったんだ。監督、西村さんがみせてくれた。これで(夫婦関係が)リセットされた」と熱弁した。



