歌手今陽子(66)が17日、急性心不全のため16日に63歳で死去した歌手西城秀樹さんの死を悼んだ。所属事務所を通じ、「秀樹さん…お疲れさまでした。すてきなステージをありがとう」とコメントを発表した。

 西城さんとは浅からぬ縁があったという。「西城さんのデビュー曲『恋する季節』が、私のデビュー曲『恋の季節』とよく間違えられたり、『アンフォゲッタブル』というジャズのスタンダードナンバーをデュエットし、チークダンスを踊ったのがうれしかったし、カッコ良かったり」。西城さんが脳梗塞に倒れる前には、2人で飲んだことがあったという。「お酒を2人で飲んでベロベロになり、私が秀樹さんを介抱したことがあったりと、本当に楽しく良い思い出しかありません」と振り返った。

 突然の訃報を「まだ信じられません…」といい、「もう十分頑張ってきたんだから、ゆっくり休んでほしい…。ただ、子煩悩の秀樹さんだから、お子さんたちが心残りだと思います。秀樹さんが安心して休めるように、そしてお子さんたちが健やかに成長されていくことを心よりお祈り申し上げます」とコメントした。