女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)4日放送第55話の平均視聴率が19・8%(関東地区)だったことが5日、ビデオリサーチの調べで分かった。これまでの最高視聴率は初回放送の21・8%。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、ある日の放課後、伊藤清(古畑星夏)と再会した律(佐藤健)は、自分の部屋に清を招く。そこで清は部屋に飾られた律の幼なじみ4人、梟(ふくろう)会の写真を見つける。写真の中、律の隣で笑顔を見せる鈴愛(永野芽郁)にやきもちをやく清の姿に、律はいとおしさを感じる。

 一方、上京してきた晴(松雪泰子)は、鈴愛の部屋を掃除していた。晴は秋風ハウスにおにぎりを差し入れる。秋風(豊川悦司)らは「おいしい」と喜ぶ。

 その後、部屋をノックする音が。晴が扉を開けると、小宮裕子(清野菜名)とボクテ(志尊淳)が立っていた。鈴愛と一緒に行って、とイタリアンの店の食事券をプレゼントされる。