吉本興業所属のお笑いタレント、グイグイ大脇(本名・大脇拓平)容疑者(38)が強制わいせつの疑いで大阪府警茨木署に逮捕されたことを受け、「クラウドファンディング(CF)」の運営会社事務局が同容疑者が提案しているプロジェクトの継続の可否を協議する必要があるとして、公式ホームページ(HP)に報告と謝罪を掲載した。

 CFはインターネットで事業を紹介し、共感した人たちから資金を調達するサービス。大脇容疑者は「学校でうんちに行けなくて苦しんでいる子どもたちのため、親としてまた芸人として何かできることはないか?」として「うんち体操」を作り、プロモーションビデオなどを出すプロジェクトを提案した。目標の100万円を上回る211万円の資金が集まり、4月27日にプロジェクトは成立していた。

 同事務局は4日付で公式HPに「本プロジェクトにつきましてご連絡」と題した文書を掲載。「子どもたちのために『うんち体操』をグイグイみんなで作ろう!にご支援頂きまして、誠にありがとうございます」とした。

 「本日、本プロジェクトの実行者であるグイグイ大脇氏が、強制わいせつ容疑で逮捕されたとの報道がありました。当社といたしましても、現在、事実関係の確認を進めている状況であり、グイグイ大脇氏に対して本プロジェクトの継続に関する意向の確認を行うとともに、今後の対応について同氏、およびプロジェクト関係者の間で協議をいたしたいと考えております」と報告した。

 「本プロジェクトに関し、ご迷惑とご心配をおかけいたしまして申し訳ありません。本プロジェクトに関する今後の方針が決定いたしましたら、速やかにご支援者の皆様にご連絡させて頂きます」と記している。