女優永野芽郁(18)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」(午前8時)5日に放送された第82話の平均視聴率が23・2%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 これまでの最高視聴率は、大阪の地震の影響により放送が一日延びた6月19日の第67話の23・2%だった。

 同ドラマは、岐阜県や東京が舞台で子供の頃に左耳を失聴した鈴愛(すずめ)が、家族や、同じ日に同じ病院で生まれた幼なじみたちに支えられながら成長する姿を描く。鈴愛は少しうっかりしているところもあるが、バイタリティーにあふれ、失敗を恐れない性格で、高度経済成長期を背景に一大発明を成し遂げる。脚本家北川悦吏子さんのオリジナル作品。主題歌は初の楽曲提供を行った星野源が歌う。

 あらすじは、1999年秋。鈴愛は28歳になっていた。秋風のもとを去り、アパートでひとり暮らしを始めた鈴愛(永野芽郁)は、生活のため100円ショップ・大納言でアルバイトを始める。鈴愛は愛想のない店長・田辺一郎(嶋田久作)のもと、店番をする。鈴愛は節約をしていたが、裕子(清野菜名)とボクテ(志尊淳)も差し入れをする。鈴愛の将来を心配した裕子は、知人のセレブ男性を紹介しようとする。

 「大納言」がある街で、映画監督の元住吉祥平(斎藤工)と弟子の森山涼次(間宮祥太朗)はカタツムリのDVDを真剣に見ていた。近所では、3姉妹の藤村光江(キムラ緑子)、藤村麦(麻生祐未)、藤村めあり(須藤理彩)がそうめんを食べていた。