はるな愛(45)が20日、東京・西麻布にオープンするショークラブ「Tokyo Ruby」オープン記念イベントに出席した。

 総額で2億弱ほどかかったという内装からダンスの振り付けまでを全面プロデュースし、21日の自身の誕生日にオープンする。「10代の頃からショービジネスの中で働いてきて、ずっと夢見てきたことがかないました。幸せです」と感慨深げ。「パリとかラスベガスとか、海外のショーも毎年観に行く中で、アイデアをためにためていました。オリジナル曲もあるし、バーレスク的なダンスから、花魁(おいらん)道中のようなものもあってバラエティーに富んでいると思う。海外の方はもちろん、いろいろ方に見て幸せになってもらいたい」と意気込んだ。

 ショーには、元ミスインターナショナルクイーン日本代表の鈴木ゆまをはじめ、はるながスカウトやオーディションを行って実力派を集めた。自らも70キロ近くあったという体重を、約4カ月で12キロ減量してオープンに臨む。この日は取材陣を前にオリジナル曲を踊りきり、「最後、腰がグキって…。ぎっくり腰?」と苦笑いも「このメンバーでCDを出したり、フェスやディナーショーに出たり、夢は大きく東京五輪・パラリンピックの開閉会式に出たい」と夢をふくらませていた。今後は、はるなも仕事の合間をぬって、出演するという。

 また、西日本豪雨も発生し、お店をこのタイミングでオープンするか悩んだことも明かした。はるなは、スタッフの実家があり、甚大な被害を受けた岡山・倉敷市の真備町地区を訪れていた。「砂埃もすごかったり、テレビなどの報道で見るよりもひどかった。オープンも悩みましたが、私たちが日常のことを行っていくことも大切だと思った。これからもボランティアなど、できることを続けていきたいです」と話した。