綾瀬はるか(33)主演のTBS系連続ドラマ「義母と娘のブルース」(火曜午後10時)の第7話が21日に放送され、平均視聴率が15・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが22日、分かった。

 視聴率は初回から11・5、11・3、12・4、12・2%、13・1%、13・9%で、前回放送の最高視聴率の記録をさらに更新した。

 同ドラマは、桜沢鈴氏の同名4コマ漫画が原作で、義母と娘の愛と成長を描くハートフル作品。綾瀬演じるキャリアウーマン・岩木亜希子が、竹野内豊(47)演じる娘・みゆきを持つ宮本良一からプロポーズされ結婚し、母親になろうと家事や育児に奔走、家族と過ごす日々を描いた10年間の物語。

 高校になったみゆきを演じる上白石萌歌は同ドラマについて「こんなに笑えて、ほろっと泣けて、胸がじんわりあたたかくなるドラマは珍しいなと思いました。自分が出演することになっていなくても、最後までずっと見続けたドラマだろうなと思います。私の周りの方々からの反響もたくさんあって、このドラマの魅力をずっと実感してきました」と語っている。

 第7話の内容は、みゆき(上白石萌歌)に仕事をすることの尊さを伝えるべく、商店街で寂れている「ベーカリー麦田」に再就職することにした亜希子(綾瀬はるか)。だが、店を開けているだけでも赤字になっている「ベーカリー麦田」は亜希子の想像以上の状態だった。

 店長の麦田(佐藤健)は、経営にはまったく無頓着で、昨日の売れ残りを温めて店頭に並べる始末。それでも亜希子は、みゆきのために「ベーカリー麦田」の立て直しを決意し、キャリアウーマンだった頃の知識を駆使して立て直しプランを精いっぱい考える。

 そんな亜希子の再就職に、隠れた思いがあることに気がつかないみゆきは、運命的に再会した大樹(井之脇海)から、突然生まれて初めての告白をされ悩んでいた。

 大樹と一緒に勉強していることで、亜希子に対して少し後ろめたさを感じるみゆきは、ベーカリー再建で忙しい中でも、家事も完璧にこなしてしまう亜希子に対し、劣等感に似た複雑な気持ちが生まれていた。「亜希子の本当の娘だったら、亜希子に似て何でもできる人になれていたのか…」と葛藤するみゆきは、亜希子に自分の今の気持ちをぶちまけてしまう。