石原さとみ(31)主演の日本テレビ系連続ドラマ「高嶺の花」(水曜午後10時)の第7話視聴率が、9・9%(関東地区)だったことが23日、ビデオリサーチの調べで分かった。

 初回視聴率は、11・1%、第2話は9・6%、第3話は8・2%、第4話9・2%、第5話8・2%、第6話は7・8%だった。

 同作は野島伸司氏脚本の純愛エンターテインメント。石原は華道の名門「月島流」本家に生まれ家柄、美貌、そして実力の全てを持ち合わせた月島ももを演じる。全く別の世界に生きてきた、平凡な商店街の自転車屋店主風間直人を演じるのは、銀杏BOYZの峯田和伸(40)だ。

 月島流家元の月島市松を小日向文世(64)、市松の妻でももとは血のつながらない母月島ルリ子を戸田菜穂(44)、ももの異母妹のななを芳根京子(21)が演じる。また、新興流派「宇都宮龍彗会」を率いるイケメン華道家の宇都宮龍一を、千葉雄大(29)が演じる。

 第7話は、直人との結婚式の途中、ももは吉池拓真(三浦貴大)に手を取られ逃げ出した。だが、別れの瞬間、笑顔だった直人のことが忘れられない。

 ももは市松、ルリ子とともに、華道界の名門・神宮流の次期家元と目される兵馬(大貫勇輔)と会食する。ももの悩みを見抜いた兵馬に華道家として敬意を抱き、兵馬に龍一のことを聞くと、龍一の意外な素性が明らかになる。

 一方、直人は千秋(香里奈)という名の女性と、図書館で出会う。そんな中、旅を続ける宗太(舘秀々輝)から、一緒にいる坂東(博多華丸)が倒れたという緊急連絡を受ける。直人は居合わせた千秋の車で、宗太の元へ向かう。

 ななは龍一と会うためにホテルを訪れるが、そこで龍一と密会するルリ子を目の当たりにする、という内容だった。