演歌歌手氷川きよし(41)が29日、東京・中央区の明治座で、座長公演の千秋楽を迎えた。

この日、1部の芝居では感極まって涙でセリフに詰まるシーンがあった。

2部のコンサート後のカーテンコールでは、芝居で共演したベンガル、山村紅葉、加納竜、曽我廼家寛太郎ら31人が再登場。氷川は「役者さん1人1人が主役と思って、皆さまの素晴らしい演技に感動しましたし、見に来てくださるお客さまも素晴らしかった」と感謝した。

最後は氷川と共演者、客席が一緒になって「きよしのズンドコ節」を大合唱。27日間で40公演を行い、約5万4000人を魅了した1カ月公演に幕を閉じた。