茨城ゴールデンゴールズ(GG)の監督兼選手の片岡安祐美(32)とプロ野球の元DeNA投手でラーメン店主の小林公太氏(27)が1日、東京・汐留のコンラッド東京で190人を集めて結婚披露宴を開いた。

「タッチ」で知られる漫画家あだち充氏が描いた、2人の似顔絵のウエルカムボードが出席者を迎えた。ちょうど1年前のこの日にGGの本拠地の茨城県稲敷市役所に結婚届を提出した。

母親がデザインしたウエディングドレス姿の片岡は「日取りが良かったのと、婚姻届を出した日、結婚式の日と、記念日がたくさんあると覚えられないので、この日にしました。4月に故郷の熊本で挙式をやっているんですが、娘のウエディングドレスをデザインすることが母の夢だったので、かなえられてうれしいです」。小林氏は「バレリーナみたい。踊っちゃいそう」と笑顔を見せた。

結婚式に出席しないことで有名な、GG前監督の萩本欽一(77)も12年7月に父親代わりで出席したタレント東貴博(48)と安めぐみ(36)の披露宴以来の出席。「普通は『うん、行くよ』って答えて、大抵いってないんだけどね(笑い)。熊本から出てきたときは男の子だったけど、初めて安祐美が女の子だったと確認できた。安祐美は小さな体で、大きな野球の夢を描いて、大きな野球人にたどりついた。大人の切り替えができてうれしい」と話した。

結婚からの1年を振り返り、片岡は「彼の宇宙人なところが好きだったんですけど、さらに宇宙人になってきた。私も宇宙人寄りになってきました。遠くの世界からやって来たみたい。おかげで毎日、楽しくすごせてます」。小林氏は「最初は、しっかりしているところが好きでした。現在も引っ張ってもらってる。そこが好きです」。現在、妊娠はしてない片岡は「期待に応えられるように頑張ります」。野球を通じて結ばれた2人だけに「子供ができたら、野球をやらせたいですね」と声をそろえた。