タンゴ歌手で女優の冴木杏奈が5日、東京・銀座のアンナカフェで、アルゼンチンのアラン・ベロー特命全権大使とマティアス・バビーノ公使から感謝状を受け取った。

今年は日本とアルゼンチンの国交樹立120周年に当たる。冴木は8月にブエノスアイレスのタンゴフェスティバルで記念ライブを開き、11月に東京・三越劇場でアルゼンチンタンゴの名曲をモチーフにした舞台「南十字星へのプレリュード」に主演するなど、両国の親善に貢献したことが評価された。

ベロー大使は「120周年という特別な年に尽力していただきました。感謝の気持ちを現すために、こちらからうかがわせていただきました」。冴木は「とても光栄で、うれしいです。アルゼンチンは、日本から一番遠い国ですが、私にとっては心が一番近い国。これからも懸け橋になれるようがんばっていきます」と笑顔を見せた。