女優安藤サクラ(32)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「まんぷく」(午前8時)の21日に放送された第71話の平均視聴率が21・3%、22日放送の第72話が20・0%、24日放送の第73話が21・5%(ともに関東地区)だったことが25日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は初回の23・8%。

同ドラマは、インスタントラーメンを開発した日清食品創業者の安藤百福(ももふく)仁子(まさこ)夫妻をモデルに、戦前から高度経済成長時代の大阪で懸命に生き抜く夫婦の苦労と成功の「敗者復活の物語」が描かれる。

脚本は大河ドラマ「龍馬伝」や、ヒットドラマの「HERO」「ガリレオ」などを手がけた福田靖氏(55)、チーフ・プロデューサーは、福田氏と「龍馬伝」でもともに仕事をした真鍋斎氏(50)が担当する。

また全編ナレーションを女優芦田愛菜(14)が務め、DREAMS COME TRUEが朝ドラで初めて2度目(1992年放送の「ひらり」の「晴れたらいいね」以来で26年ぶり)の主題歌を担当する。

あらすじは、10万円の追徴課税で財務局からの差し押さえを逃れるため、萬平(長谷川博己)は会社の解散を決断した。福子(安藤サクラ)は、お世話になった大阪経済会の会長の三田村(橋爪功)の所へ報告と売却先の相談のため東弁護士(菅田将暉)とともに訪ねた。三田村は病で倒れ病院で療養中だった。東と三田村はサシで話し合い、3社ほど紹介してもらうこととなった。福子はそこで三田村ががんで余命3カ月だと知り涙した。

福子は北浜食品にダネイホンの商標と製造方法が12万円で売却が決まったことを萬平に報告。福子はそのまま泉大津の会社に戻り、社員にも報告した。そこで社員は9人しか残れず、ほかの社員は紹介を受けた他の勤め先へ行くことを話した。そして「たちばな栄養食品は解散します」と言って、会社を畳んだ。同じ頃、追徴課税を課した財務局は、差し押さえの準備をしていた。いざ差し押さえにやって来ると、東が対応し「会社は解散した」と報告。会社にはダネイホンを作る道具などが全てなくなっていた。

会社を解散した福子らは克子(松下奈緒)の家に居候することになった。年が明け出産が近づいた福子は、身重な体で東京へ向かい萬平と面会すると、生まれてくる子供の名前を男の子なら「太」、女の子なら「幸」にしたいと言われ賛成した。また病床の三田村を見舞うと、「生きてさえいれば希望はある。負けるな。笑って支えてあげなさい」と励まされた。その三田村は、3日後に息をひきとった、という内容だった。