俳優大泉洋(45)が7日、都内で公開中の主演映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」(前田哲監督)の舞台あいさつに出席した。筋ジストロフィーを患いながら、ボランティアの助けを借りて、自由に楽しく自立する主人公を演じている。

昨年12月28日の公開から、右肩上がりに動員数を伸ばしている。大泉は「右肩上がりは、この映画か『ボヘミアン・ラプソディ』くらいなんでね。『ボヘミアン』まで行こうと思っています。じゃ、歌おうか」とQUEENの「ボヘミアン・ラプソディ」を歌う振りをして、♪ボヘミア~ンと葛城ユキ(69)の「ボヘミアン」のサビを口ずさんで笑わせた。

大泉は、この日が仕事始めで、正月中は家族と故郷の北海道に帰った。「家族といてもボケられないし、ツッコミもない。ワーキャー言われるわけじゃないし、家族といてもつまんないね。北海道ではスキーやスケートで、滑りまくり。この滑り知らずのオレが!」と笑った。