日刊スポーツが報じたTBSの2時間ドラマ枠「月曜名作劇場」が3月いっぱいで終了することについて、27日の定例社長会見で同局幹部が認めた。

伊佐野英樹取締役は「4月改変に関わる話ですので、3月5日(の改変説明会)にお話ししたい」とした。

しかしその後2時間ドラマ枠の見解を述べる中で、「いい役者さんに出ていただいて人気シリーズもたくさん出ていただいたのですが、昨今BSなどで再放送が多かったりですとか、そちらで家族で見られるものなので、地上波の枠の役割は終えたのかな、と思っております」とポロリ。「終えたので、と言っちゃいましたね。こういうことを3月5日に話すと思います」と笑った。

同局の2時間ドラマ枠は82年4月10日にスタートした「ザ・サスペンス」から「月曜ミステリー劇場」、「月曜ゴールデン」などタイトルを変えながら放送を続けてきたが、約38年で幕を閉じる。

同枠は、故渡瀬恒彦さんから内藤剛志にバトンタッチした「十津川警部シリーズ」や小林稔侍の「税務調査官・窓際太郎の事件簿」、平岡祐太の「浅見光彦シリーズ」など多数の人気シリーズを生み出した。